今回は縄手通り東端のカエル像がスタート地点、そこから女鳥羽川沿いを東へ少し歩く鎮神社があります。
かつて、女鳥羽川は現在のキッセイ文化ホールのあるあたりの水汲地域から、松本城の北西を流れていて、城の守りを固めるため現在の流路に変更した際、城下町が氾濫しないように守護神として建てられたそうですよ。

川沿いから裏町へ入り、歓楽街を進むと右手に細く暗い路地がひっそりと口を開けています。
ここを進むと明るく開けた鯛萬の井戸公園にたどり着きます。

本当に細い通りなので、よく探さないと見逃してしまいます(´;ω;｀)

鯛萬の井戸はかつてここにあった割烹料亭の名にちなんで名付けられました。
たくさんの柄杓や漏斗がつるされており、とても人気のある井戸なのがうかがえます。

人懐っこい、超お利口さんな猫ちゃんがいました(=^・^=)

お次の槻井泉神社はイオンモールの北側にあり、その中に湧水が流れ出る井戸があります。
神社の歴史は古く1000年以上前からこの地にあったという伝承もあります。枯れることない湧水はこのあたりの清水という地名の由来にもなったそうですよ。

境内には特別天然記念物にも指定される樹齢300年を数える欅のご神木や入口に道祖神が鎮座しておりパワースポットのようでした！

今回の最終スポットは女鳥羽の泉、イオンモールから女鳥羽川をはさんで反対側、善哉酒造の軒先にあります。
井戸は地下30mから汲み上げられここで作られる日本酒の仕込み水に使われています。

閑静な住宅が並ぶ通りにあるからか、お散歩途中に水分補給するひとや近所の人が結構いました、地域に根差した井戸なんですね～