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警戒レベルや、ハザードマップなど名前は聞いたことがあっても、
実際の意味や見方までは知らないなってこと結構ありませんか?
ここではそういった防災の基本知識について解説していきます!

警戒レベルの特徴を知ろう

警戒レベルとは災害発生の危険度と、とるべき行動を、住民が直感的に理解するための情報です。

従来の避難情報では受け手の住民に情報が正しく理解されず、逃げ遅れ等により多くの被災者を出したことから災害発生の危険度を直感的に理解し、的確な行動をとることができるようになる、自らの命は自らが守るため、災害対策基本法改正により令和3年5月より新たな避難情報を用いて避難情報を伝えるようになりました。

避難と避難所の種類

一口に避難と言っても色々な避難があります。
その時々の応じた避難をすることが大切です。

一次避難

一次避難の目的は安全確保です。
災害が発生した場合、非常持ち出し袋をもって直ちに避難しましょう。
ここで避難する場所は、指定緊急避難所です。

指定緊急避難所

災害発生時に、危険から命を守るため緊急的に避難する場所です。
地域の公園や学校のグラウンド等が指定されている場合が多いです。

二次避難

二次避難の目的は生活の確保です。
一次避難で十分な安全が確認できたら二次避難に移行します。
避難する場所は指定避難所(避難所)です。

指定避難所

災害の危険性があり避難した住民等を災害の危険性がなくなるまでに必要な間滞在させる場合や、災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させる場合に開設する施設(屋内)で、主に学校や公民館などが指定されます。

防災用品チェック

一次避難で必要な非常用持ち出し袋や、避難生活で必要なものを普段から備蓄しておきましょう!

防災用品チェックリスト
出典:首相官邸HP より

+αであるとGood!

現金(小銭や千円札)家族の連絡先のメモ・顔写真を用意しておくと良いでしょう。
買い物をする際におつりがなかったり、公衆電話を使用する、家族を捜索するケースが考えられるためです。
水に濡れないようジッパー付きビニール袋に入れておくことをおすすめします。

ハザードマップの活用方法

災害発生時に洪水や土砂災害等の危険がある箇所や避難所を地図にまとめたものです。
危険が想定される箇所は、危険の種類やレベルによって斜線や赤や黄の色がマークされています。

ハザードマップの見方
出典:内閣府の資料 を加工して作成

ハザードマップポータル

ハザードマップポータルというサイトから市町村名を検索するだけで日本全国のハザードマップを確認できます。
ハザードマップで自宅の場所を探して危険があるか、災害時にどんな行動をとればよいかチェックしましょう。

ハザードマップポータル

避難フロー

避難の仕方フロー図
出典:内閣府の資料 を加工して作成

この記事を書いた人

ぐるっと松本編集部

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