EVENTイベント
松本市
展覧会
春を待つ涅槃図
展覧会概要
お釈迦さまが入滅したとされる2月15日には、その遺徳をしのぶ涅槃会(ねはんえ)が全国各地で行われてきました。年に一度、この法要の際に本尊として掲げられてきたのが涅槃図(ねはんず)です。4月8日に行われるお花まつりの誕生仏(たんじょうぶつ)とともに、涅槃図は寺の必需品のひとつとして備えられたため、庶民にとっても身近な仏教絵画といえます。ここ松本においても、お寺や地域ごと、ところによっては特色ある習わしとともに大切に受け継がれてきました。
この地に伝わる涅槃図が一堂に会する本展で、それぞれに込められた歴史や物語が解き明かされていきます。
見どころ
- 日輪と月輪が描かれた神秘的な涅槃図。全国的に見ても希少な3点が松本に伝わるナゾに迫ります。
- 迫力ある涅槃図の数々から、個性豊かな絵師たちの画風を堪能。涅槃図が施入された背景も古文書とともにお伝えします。
- お釈迦さまの奇跡の場面が描かれる重要文化財「八相涅槃図」をはじめ、県内の貴重な涅槃美術も出展。
- 今も地域の人々に親しまれる涅槃図のすがたを、早春の行事の様子から紹介します。
関連事業
1. 涅槃図の絵解き
かつて仏教の教えを広めるため盛んに行われていた絵解きを博物館で再現します。〇日時: ①令和7年2月1日(土) ②2月15日(土) 両日とも午後1時30分から 〇講師: 小林 玲子氏 (長野郷土史研究会副会長・長野の絵解きを広める会代表)
お申し込みは不要。特別展会場に直接お越しください。(ご参加には観覧チケットが必要です。)
2. ミニ展示 涅槃会とお供えもの
多彩で目にも楽しい涅槃会のお供えものを紹介します。〇期間: 本展開催期間中
〇会場: 2階図書情報室
〇料金:無料
3. 早春の行事食 やしょうま作り
涅槃会にお供えするカラフルなお団子を作ってみましょう。〇日時:令和7年2月11日(火・祝) 午前10時から午後1時 (予定)
〇会場:大手公民館調理室 定員:10名程度
〇申込み期間:令和7年1月6日(月)~20日(月)
※定員に達しました。
4. ギャラリートーク
涅槃会にお供えするカラフルなお団子を作ってみましょう。〇日時:①令和7年2月8日(土) ②2月22日(土) 両日とも午後1時30分から
〇解説:担当学芸員
お申し込みは不要。特別展会場に直接お越しください。(ご参加には観覧チケットが必要です。)
〇閉室日
毎週火曜日
※ただし2月11日は開室、2月12日は閉室
〇観覧料
常設展との共通券
大人:1,000円 (800円)
大学生:700円(600円)
※高校生以下 無料
※( )内は団体20名以上の料金
期間 | 2025.02.01(土)~03.03(月) |
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時間 | 9:00 ~ 17:00(最終入室は16:30まで) |
場所 | 松本市立博物館 2階特別展示室 |
住所 | 〒390-0874 長野県松本市大手3-2-21 |
お問い合わせ | [松本市立博物館] TEL: 0263-32-0133 |
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関連サイト | https://matsumoto-city-museum.jp/exhibitions/2559 |
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